2022年に福井県に行き、グランディア芳泉という温泉旅館(ホテル)に泊まった際の感想・レビュー記事です。
福井といえば芦原温泉ですが、あわら市には沢山の温泉旅館があります。
私はグランディア芳泉に宿泊してきましたのでその感想・レビューを書いていきたいと思います。
宿泊を検討している方は是非参考にご覧いただければ幸いです。
※2022年に宿泊した際の情報なので、最新情報とは一部異なる点がある場合があります。公式サイトもご確認することをおすすめします。
グランディア芳泉について
グランディア芳泉は福井県あわら市にある温泉旅館(ホテル)です。1963(昭和38)年創業の歴史ある旅館となっており、2023年には創業60周年を迎えました。
とても広い温泉が魅力的な旅館で、客室数も多く、建物自体の大きさも目を引きます。
アクセス面については、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅からは徒歩7分ほどで、JR芦原温泉駅からは少し遠いですがシャトルバスでの送迎があります。
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グランディア芳泉で今回宿泊したプラン・金額
『大人の極上ディナービュッフェ 煌粋殿 夕・朝食付』というプランを予約しました。
私が予約した際は一人当たり18,700円でした。楽天トラベルよりも少しお安い金額で予約ができました。
夕食、朝食付きの一泊ということで、一般的なビジネスホテルに比べればお高めのホテルではありますが、今回は温泉に入ることと美味しいご飯を食べることが目的だったので、いろんなサイトを見た中で安いサイトを見つけられたので満足です。
芦原温泉のホテル(温泉旅館)はどこも高級宿ばかりなので、このくらいの値段はすると思ってもらった方が良いかと思います。
グランディア芳泉に宿泊した感想
まず、間違いなく言えることは、グランディア芳泉は素晴らしい温泉旅館で、「ここにしてよかった!」と心から思います。
部屋、温泉、食事とその他設備すべてにおいてハイレベルで文句なしでした!それぞれ詳しくレビューしていきます。
本記事に掲載されている画像はすべてクリックで拡大できます。
宿泊した部屋
宿泊したのは『煌粋殿(こうすいでん)』という部屋です。
5階から12階にある和室の客室で、高い階からの景色が楽しめます。今回泊まった『煌粋殿』16畳タイプがグランディア芳泉の中でも最も安い客室ですが、個人的にはこの部屋でも大満足でした。
ちなみに『寛粋殿(かんすいでん)』という部屋は『煌粋殿』よりも広い多人数向けの客室になっています。
理想的な和室という感じで、とても風情のある奇麗なお部屋でした。
16畳と2人以下で泊まれる部屋としてはかなり広めだし、清潔感もあって素晴らしいです。
映ってませんが右側にはテレビもあります。
広縁には椅子とテーブルがあって大きな窓から外の景色を見ることができます。この窓からはグランディア芳泉の庭部分の和風庭園を見下ろすことができます。
ホテル敷地内の庭園があり、その外に一面たんぼが広がっています。私が普段住んでる地域ではまず見られない景色で、とてもいい景色だと思いました。空気もとてもきれいです。
庭園は近くから見ることもでき、1階の足湯の向かいに庭園を眺められるスペースがあります。
トイレも風呂も奇麗で、トイレは温水洗浄便座で地味に、というかかなりありがたいポイント。トイレはきれいじゃないと嫌なので、割と最近改装されたっぽくてよかったです。
風呂も客室の風呂と考えればかなり広めでここまで広い風呂のホテルはなかなかないと思いますが、今回は温泉が目当てでここを選んでいるので、部屋の風呂には入りませんでした。
一点だけ思った点を言うなら、部屋にあるドライヤーはかなり年季の入った古めのものでした。(2022年の情報なので、現時点では改善されている可能性があります。)
ですが、大浴場には最新かどうかはわかりませんがちゃんと綺麗なドライヤーがありましたので特に問題はなかったです。
温泉(大浴場)
今回の宿泊プランで入った温泉(大浴場)は5階にある『天上のSPA』です。
こちらは2017年にリニューアルされており、すごく広くて奇麗でビジュアルも最高、脱衣所のドアを開けた瞬間にすごくテンションがあがりました。
残念ながらお風呂場なので写真は撮影しておりません。上記画像は公式HPから引用しています。
「月の湯」には、大風呂、ひのき風呂、寝湯、かけ湯、サウナ風呂、水風呂、露天棚湯。「星の湯」には、大風呂、ひのき風呂、寝湯、美泡の湯(マイクロバブルバス)、かけ湯、サウナ風呂、水風呂、露天空湯
引用元:グランディア芳泉【公式HP】
「月の湯」と「星の湯」とあり、私が宿泊した際は「月の湯」が男湯でした。たくさんの種類のお風呂があり、広々とした大浴場で1時間くらい温泉を楽しんでしまいました。
バスタオルとフェイスタオルは大浴場においてあるので手ぶらでいけるのもありがたいポイント。
温泉はもちろん天然温泉で、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)です。とてもしっとりとしたお湯で身体がすべすべになりました。
足軽の湯
中庭には足湯もあります。
浅めの足湯で、だれでも気軽に入ることができます。(私が行ったときは運悪く小雨が降っており、あまり人はいませんでした。)
食事(大人の極上ディナービュッフェ・朝食ビュッフェ)
温泉もさることながら、食事もまさに”極上”で、とてもおいしかったです。
ビュッフェっていうと、イマイチな店に行くと料理が冷めていたりそれぞれの料理の質があまり高くなかったりしますが、この旅館のビュッフェは一つ一つのすべての料理がハイレベルでおいしすぎてたまげました。
福井といえばの新鮮なお刺身やお寿司、A5ランク若狭牛やカニ料理、など、超豪華な料理ばかりを食べられます。
お刺身は甘えび、トロ、マグロ赤身のセットと、カンパチが入っているものがありました。新鮮なお刺身はおいしいですね。私の住んでる地域ではこんなおいしいお魚は食べられません。
お寿司にはマグロ(大トロ)とカニ、サーモンがありました。お刺身同様絶品でした。
また、ここのビュッフェでは三大珍味の『トリュフ』『フォアグラ』『キャビア』が食べられました。カルボナーラペンネを取った時にトリュフを上から削ってもらえて驚きました。
さらにA5ランクの黒毛和牛、若狭牛もいい具合の霜降り加減でおいしすぎました…。1皿で2~3切はいってます。
ほかにもいろいろおいしいメニューはたくさんあります。
福井県名物の焼きサバ寿司や、ひつまぶし、三大珍味もしっかり食べました。三大珍味を全て食べたというのは初めての体験でした。食べたいものが多すぎてお腹いっぱいになりすぎました。
デザートもレベルが高く、イチゴが3種類あってすべておいしかったです。『あまおう』『紅ほっぺ』とあとひとつは忘れました。
スイーツはイチゴケーキとイチゴ以外にもたくさん食べたんですが、食べるのに夢中で撮影を忘れてしまいました…。
もうすべてが最高においしくて、大満足でした。
朝食も同じ会場で、バイキング形式です。
こちらも大変おいしくいただきました。
生ハムとチーズというすこしリッチな気分になれるものや、朝食バイキングの定番スクランブルエッグとベーコンなど、おいしかったです。
特に揚げ出し豆腐がとてもおいしかったですね。
ちなみにドリンクは夕食も朝食もドリンクバーがあり、飲み放題です。一部お酒などの有料ドリンクはあるみたいですが、私はお酒は飲まないので頼みませんでした。
その他設備など
その他設備やサービス面も大変良かったです。スタッフの方々は皆さん素晴らしい接客・快い対応をしてくださりましたし、ラウンジではコーヒーやジュースなどのドリンク無料のサービスもあります。
さらに、温泉たまご作りを体験することもでき、説明の通りにおこなうだけで簡単に完璧な温泉たまごを作ることができました。家でやっても中々奇麗に作れないのに…。さすが温泉旅館です。
結論:グランディア芳泉は何度でも泊まりたい温泉旅館
私は今回いくつかの温泉旅館と迷った末、グランディア芳泉を選びましたが、今度また福井に行った時も必ずここに泊まりたいと思える素晴らしい旅館でした。
温泉も食事も最高、掃除も隅々までいきわたっているという印象でした。
この近年のコロナウイルスが流行してからは掃除されていないなと感じるホテルには絶対泊まりたくないですから、この歴史がありながらも清潔感もしっかりあって文句のつけようがないといった感じです。
グランディア芳泉への宿泊をご検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。
必ず満足できる最高の旅館だと思いますので、私は胸を張ってオススメします。
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