ライオンのナノックスと花王のアタックZEROに新商品が登場しました。
「ナノックスワン」と「アタックZEROパーフェクトスティック」の2つが両ブランドから発売された新商品ですが、それぞれどういった特徴があり、コスパや洗浄力はどちらが優れているのでしょうか。
本記事では「ナノックスワン」と「アタックZEROパーフェクトスティック」を比較してみました。
ナノックスワンについて
度コンプリートジェル」による服の色変化防止や、「スタンダード」「ニオイ専用」「PRO」の3つから選べるといった特徴があります。
「高い洗浄・消臭力」と「色変化防止」を両立させた全く新しい新時代の液体洗剤です。
詳しくは下記記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
▶▶新発売ナノックスワンはプロがオススメ!3種の違いを比較、汚れ落ち検証
アタックZEROパーフェクトスティックとは
アタック ZERO パーフェクトスティックは、2023年8月5日に発売された液体洗剤(※)を超えた洗浄力を持つ新しい洗濯用洗剤です。
とにかく洗浄力に自信を持つ洗剤のようです。
液体洗剤とは違い、こちらは粉末洗剤をフィルムの中に凝縮させたものとなっています。
※…花王製品の液体洗剤と比較しての結果
効果成分を凝縮したスティックが特徴で、中には粉末洗剤が入っています。
公式サイトを見てもとにかく洗浄力に関する記述が多く、そこに特化している印象です。
詳しくは下記記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
▶▶アタックゼロ・パーフェクトスティックの違いは?コスパ、汚れ落ち等比較!
ナノックスワン vs. パーフェクトスティック|コスパの比較
ここからはナノックスワンとアタックZEROパーフェクトスティックの比較を行っていきます。
ナノックスワンは3種類ありますが、ここでは最も優れたナノックスワンPROで比較します。
価格はお店などによって値段は変わってくると思うので、Amazonでの価格で比較していきます。
Amazon発送分の正規価格のものを参考にしています。売り切れ等で販売元が別の業者になっていれば高額販売されている場合がありますので、その場合はご注意ください。
タイムセール後などはよく売り切れて別の業者が正規価格よりも大幅に高い価格で販売していたりします。本記事に記載の価格に近い価格で、Amazon販売・発送のものを買いましょう。
ナノックスワンPRO | パーフェクトスティック | |
---|---|---|
容量 | 1,730g | 51本入り |
価格 | 1,685円 | 1,494円 |
洗濯1回あたりの 価格(水量30L) | 約9.7円 | 約29.3円 |
洗濯1回あたりの 価格(水量60L) | 約19.4円 | 約29.3円 |
アタックZEROパーフェクトスティックは、1回の洗濯が水量60Lまでなら1本でいいので30Lでも60Lでも変わりませんが、1回あたり約29円と少々コスパは悪いです。
それに対してナノックスワンは水量30Lなら約9.7円、60Lでも約19.4円とコスパ面ではパーフェクトスティックを圧倒しています。さすが液体洗剤です。
ナノックスワン vs. パーフェクトスティック|洗浄力の比較
コスパは良くても洗浄力に差があれば選ぶ価値というのも変わってくるでしょう。
検証の条件は、タオルにケチャップとウスターソースを染み込ませて(30分ほど放置)、普通の洗濯モードで洗濯していきます。
洗濯機は日立のビートウォッシュを使用します。洗い8分、すすぎ1回、乾燥5分でいきます。
ナノックスワン PROの洗浄力
まずはナノックスワン PROです。
ナノックスワンの紹介記事のときの画像を引用しておりますが、上記画像のタオルの左半分にご注目ください。
ケチャッップは全く汚れはないと言えるくらいの仕上がり、ウスターソースは多少残ってますが、これもあまり気にならないレベルではあります。
洗剤を直接塗ったり、漂白剤を使用したりしたわけでもないのにこの落ちようはすごいです。
アタックZEROパーフェクトスティックの洗浄力
続いてパーフェクトスティックです。
タオルにケチャップ、ウスターソースを塗って30分放置して染み込ませて洗濯、ケチャップはごく僅かに残り、ウスターは少し汚れが残ったという結果になりました。
さすがに洗浄力特化しているだけあってウスターソースですらもかなり落ちました。
パーフェクトスティックの紹介記事で検証したときの画像の引用ですが、そちらの検証ではアタックZEROの液体洗剤と洗浄力を比較しましたが、液体の方よりはかなり汚れは落ちています。
ただ、ナノックスワンPROと比較したらわずかにナノックスワンPROに軍配といった具合でしょうか?
ナノックスワン vs. パーフェクトスティック|成分の比較
続いて、ナノックスワンとパーフェクトスティックの成分の比較をしていきます。
ナノックスワンPRO
界面活性剤55%
-ポリオキシエチレンアルキルエーテル(非イオン界面活性剤)
-直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(陰イオン界面活性剤)
-アルキルエーテル硫酸エステル塩(陰イオン界面活性剤)
安定化剤、pH調整剤、再汚染防止剤、酵素
ナノックスワンPROは界面活性剤55%ということで多く配合されている用に感じますが、液体洗剤はだいたいこれくらいです。リニューアル前のスーパーナノックスが54%、アタックゼロの液体が50%となっています。
アタックZEROパーフェクトスティック
界面活性剤19%
-ポリオキシエチレンアルキルエーテル 非イオン界面活性剤
-純石けん分(脂肪酸ナトリウム) 陰イオン界面活性剤
アルカリ剤(炭酸塩)・水軟化剤(アルミノけい酸塩)・酵素活性化剤(硫酸塩)・分散剤・香料・酵素
アタックZEROパーフェクトスティックの方は、界面活性剤19%と低くなっています。
だからといって成分が優れているかというと単純にはそうは言えず、アルカリ剤や酵素は肌に刺激が強い成分です。
しかし界面活性剤は両方とも環境に優しいものが使用されています。
ナノックスワンPROとアタックZEROパーフェクトスティック、どっちがおすすめ?
個人的にはナノックスワンPROがおすすめです。
コスパも洗浄力もナノックスワンPROのほうが優れているのかなと感じました。
コスパに関しては圧倒的で倍ほどの差がありますし、洗浄力も当サイトの検証の結果ではナノックスワンPROが勝利しました。
ただ、楽さを求める人はパーフェクトスティックがおすすめで、計量いらずで入れるだけでよいので本当に楽です。
粉末洗剤なので少々服へのダメージはあるかもしれませんが、成分的にはナノックスワンが界面活性剤55%と少し多い印象です。
しかしアルカリ剤や酵素といったお肌へのダメージが気になる成分も入っているので一概にどちらが肌に優しいといえません。
一番いいのは両方小さい容量を買ってみて使い比べて見ることでしょう。
まとめ:コスパ・洗浄力はナノックスワンPRO、お手軽さはパーフェクトスティックの勝利!
以上、この記事の内容をまとめると以下のとおりです。
それぞれ特徴はありますが、個人的にどちらかを選ぶとすればナノックスワンPROかなと思いました。
やはりコスパの差は大きく、1回10円の差でも、1ヶ月毎日選択すれば300円、1年で3600円の差になってくるので無視できない要素です。
この記事が参考になったなら幸いです。ありがとうございました
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