おしゃれ着用洗剤の「アクロン」には、通常タイプのほかに「アクロン やさしさプレミアム」があります。

「普通のアクロンと何が違う?」
「すすぎ0回って本当に大丈夫?」
「結局どっちを選べばいい?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
最大の違いは、通常アクロンが「すすぎ1回」なのに対し、やさしさプレミアムはすすぎ0回を推奨していることです。
この記事では以下の内容について詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の内容
- アクロンとやさしさプレミアムの違い
- すすぎ0回のメリット・注意点
- どんな人にどの商品がおすすめか
【結論】アクロンとやさしさプレミアムの違い

まずは主な違いを比較します。
| 比較 | 通常アクロン | やさしさプレミアム |
|---|---|---|
| 主な特徴 | 仕上がり・汚れで選べる | 衣類へのやさしさ重視 |
| 種類 | 2種類 | 1種類 |
| すすぎ | 1回 | 0回推奨 |
| 衣類ダメージ対策 | ◎ | ◎◎ |
| 洗浄力 | タイプにより異なる | 汚れ・ニオイ対応 |
| 柔軟成分 | 配合 | 配合 |
| 液性 | 中性 | 中性 |
| 蛍光剤 | 無配合 | 無配合 |
| 香り | フローラル/シトラスサボン | グリーンシトラス |
| 水30Lの使用量 | 40ml | 40ml |
| 本体容量 | 430ml | 420ml |
通常のアクロンは、以下の2種類から、仕上がりや汚れの悩みに合わせて選べます。
ふんわりなめらかケア
汗・皮脂スッキリケア
一方、やさしさプレミアムは、すすぎ工程そのものをなくすことで洗濯中の衣類ダメージを抑えることに重点を置いた商品です。
通常のアクロンは2種類から選べる

2026年9月にリニューアルされた通常のアクロンは、次の2種類です。
ふんわりなめらかケア
柔軟成分を配合し、衣類の着心地や風合いを重視したタイプです。
シワヨレ・型崩れ・縮み・色あせ・毛玉などのダメージを防ぎながら、ふんわりなめらかに仕上げます。
汗・皮脂スッキリケア
こちらは洗浄力をより重視したタイプです。
蓄積した皮脂汚れや汗のニオイまで落とすことを特徴としており、Tシャツやシャツ、制服など汗をかきやすい衣類にも使いやすくなっています。
2種類の詳しい違いについてはこちらの記事で比較しています。
やさしさプレミアム最大の違いは「すすぎ0回」
アクロン やさしさプレミアム最大の特徴は、すすぎ0回で洗濯できることです。
通常のアクロンは洗濯機使用時にすすぎ1回ですが、やさしさプレミアムは洗濯後にそのまま脱水できます。つまり、洗い→脱水で終了します。
「洗剤が残らないの?」と不安になりますが、すすぎ0回でも使えるよう専用に設計されています。
なぜすすぎ0回でも大丈夫?

一般的な洗剤では、汚れを落とすために界面活性剤を使用し、そのため洗濯後の衣類に洗浄成分が残り、通常はすすぎが必要です。
やさしさプレミアムでは、独自の再付着防止剤「特殊ポリマー」を配合。
この特殊ポリマーが界面活性剤の働きをサポートすることで、界面活性剤の量を大幅に減らしながら汚れを落とせる設計になっています。
さらに、洗濯中に落ちた汚れが衣類へ再付着するのも防ぎます。
そのため脱水後に洗剤や汚れがほとんど残らず、すすぎ工程を省略できるという仕組みです。
すすぎ0回のメリット① 衣類へのダメージを抑えられる
すすぎ0回最大のメリットは、節水というより衣類へのやさしさです。
ライオンによると、すすぎ工程は洗濯工程の約7割を占め、衣類ダメージの原因にもなっています。
やさしさプレミアムでは、その工程をなくすことで、以下の5つのダメージを抑え、アクロン史上最高レベルの仕上がりを実現するとしています。
- シワヨレ
- 型崩れ
- 縮み
- 色あせ
- 毛玉
ニットやセーターなど、「できるだけ洗濯によるダメージを与えたくない服」には特に相性のよい商品です。
すすぎ0回のメリット② 洗濯時間を短縮できる
すすぎ工程がなくなるため、洗濯時間も短縮でき、ライオンでは、すすぎ2回と比較した場合、洗濯時間が約半分になるとしています。
おしゃれ着コースは通常コースより時間がかかる洗濯機もあるため、時短を重視する人にもメリットがあります。
すすぎ0回のメリット③ 水・電力も節約できる
すすぎをしないので、当然その分の水も必要ありません。
ライオンでは、すすぎ2回と0回を比較した場合、水・電力・CO2を約5割カットできるとしています。
ただし通常アクロンも「すすぎ1回」に対応しているため、実際に通常アクロンから変更した場合の差は、すすぎ2回との比較ほど大きくはありません。
洗浄力は通常アクロンとどっちが高い?
ここは単純に、やさしさプレミアム=洗浄力が弱いというわけではありません。
ライオンは、やさしさプレミアムについて、すすぎ0回でも従来のアクロンですすぎ1回した場合と同等レベルに汚れを落とせるとしています。
一方、2026年に登場した「汗・皮脂スッキリケア」は、蓄積した皮脂汚れや汗のニオイを落とすことを特に重視した商品です。
そのため、
衣類へのやさしさ最優先
→ やさしさプレミアム
汗・皮脂汚れの洗浄力最優先
→ 汗・皮脂スッキリケア
という使い分けがおすすめです。
仕上がりなら「ふんわりなめらか」と「やさしさプレミアム」どっち?

この2つは少し迷いやすい組み合わせで、どちらにも柔軟成分が配合されており、柔軟剤なしでもふんわりなめらかに仕上げられます。
違いは、何を一番重視しているかです。
「ふんわりなめらかケア」は、文字どおり肌触りや着心地を重視。
一方、やさしさプレミアムは、すすぎ工程をなくして洗濯そのものによるダメージをさらに減らすことを重視しています。
そのため、以下の使い分けが分かりやすいでしょう。
普段のおしゃれ着 → ふんわりなめらかケア
特に大切な服・長くきれいに着たい服 → やさしさプレミアム
アクロン スマートケアとの違いは?
「アクロン スマートケア」との違いについて、ライオン公式では、以下のように説明しています。
「すすぎ0回洗濯による仕上がりの良さをより分かりやすく伝えるために製品名を変更した」
つまり、
旧:アクロン スマートケア
↓
現:アクロン やさしさプレミアム
という関係です。
スマートケアで特徴だった「すすぎ0回」という基本コンセプトは、やさしさプレミアムにも引き継がれています。
アクロンとやさしさプレミアムはどっちがおすすめ?
アクロンとやさしさプレミアムはどっちがおすすめかについて、選び方をまとめると以下のようになります。
ふんわりなめらかケアがおすすめ
- ニットなどの肌触りを重視したい
- 普段使いのおしゃれ着洗剤が欲しい
- フローラル系の香りが好き
- すすぎ1回で問題ない
汗・皮脂スッキリケアがおすすめ
- 汗をかいた衣類を洗うことが多い
- Tシャツや制服をおしゃれ着洗いしたい
- 皮脂汚れ・ニオイが気になる
- 洗浄力を重視したい
やさしさプレミアムがおすすめ
- 特に大切な服を洗いたい
- ニットなどの型崩れをできるだけ防ぎたい
- 衣類へのダメージを最優先したい
- すすぎ0回で時短したい
- 水や電気の使用量も減らしたい
個人的には、普段のおしゃれ着には通常アクロン、特に大切な服だけやさしさプレミアムと使い分けるのが一番分かりやすいと思います。
アクロンとやさしさプレミアムについてよくある質問

アクロンとやさしさプレミアムについてよくある質問をまとめます。
- Q.やさしさプレミアムはすすぎを本当にしなくていい?
- A.
洗濯機を「すすぎ0回」に設定して使用することを前提に設計されています。
独自の特殊ポリマーによって界面活性剤の量を抑え、脱水後の洗剤・汚れ残りを少なくすることで、すすぎ不要を実現しています。
- Q.やさしさプレミアムは通常アクロンより上位?
- A.
単純な上位互換ではありません。
衣類へのやさしさやすすぎ0回を重視したプレミアムタイプで、汗・皮脂汚れを重視するなら通常アクロンの「汗・皮脂スッキリケア」の方が目的に合っています。
- Q.やさしさプレミアムでも柔軟剤はいらない?
- A.
柔軟成分が配合されているため、基本的には不要です。
別途柔軟剤を使う場合はすすぎ1回にする必要があります。
- Q.すすぎ1回でやさしさプレミアムを使ってもいい?
- A.
使用できますが、すすぎ0回によるダメージ低減・時短・節水といった本来のメリットは得にくくなります。
- Q.すすぎ0回にできない洗濯機では使えない?
- A.
使用自体はできますが、洗濯機に「すすぎ0回」「すすぎなし」の設定がない場合は、最低すすぎ回数に設定する必要があります。
この場合、すすぎ0回による衣類ダメージ低減・時短・節水などのメリットは得られません。
そのため、やさしさプレミアムを購入する前に、自宅の洗濯機で「すすぎなし」に設定できるか確認しておくことをおすすめします。
まとめ|普段使いはアクロン、衣類へのやさしさ最優先ならプレミアム
通常のアクロンとやさしさプレミアムでは、一番重視している性能が違います。
仕上がりや汗・皮脂汚れから選びたいなら通常アクロン。
すすぎ0回で洗濯によるダメージをできるだけ抑えたいなら、やさしさプレミアムがおすすめです。
特に大切なニットや型崩れさせたくない衣類なら、やさしさプレミアムを選ぶメリットが大きいでしょう。

コメント